お知らせ

2026.02.04 競技サポート

疲労の正体とIPUの回復サポート

▼運動で起こる“疲労”とは何か?
 スポーツや運動の前後、あるいは運動中に「疲れた」「身体が重い」と感じることは誰にでもあります。
 こうした感覚の背景には、身体の中で起こるさまざまな疲労のメカニズムが関係しています。

 このコラムでは、疲労がどのように生じるのかを簡単に説明し、IPUで行っている回復サポート(冷却・酸素カプセル)について紹介します。

▼疲労は身体と脳の“アラーム”です
 運動をすると、筋肉は大量のエネルギーを使い、熱や老廃物が生まれます。
 これらが増えすぎると、身体の内部環境(ホメオスタシス)が乱れ、「これ以上続けると危険になる」というサインとして疲労が生じます。
 簡単に説明すると疲労には大きく2つの種類があります。
 ・末梢性疲労:筋肉そのものが疲れて、力を出しにくくなる状態
 ・中枢性疲労:脳が「これ以上は危なくなる」と判断して出力を抑える
 つまり、疲労は単なる筋肉の限界ではなく、身体を守るための総合的な仕組みです。

▼IPUでの回復サポート
 ① 超低温冷却(クライオセラピー)
  運動中の身体は多くの熱を生み、体温が上がりすぎるとパフォーマンスが低下します。
  冷却はこの熱ストレスを抑え、筋肉の炎症や疲労を軽減します。
  練習後などにクライオバス(-120℃)に入ることで、運動後の体温上昇を素早く通常体温に戻し、回復の手助けを行います。

 ② 酸素カプセル
  酸素カプセルは気圧を少し高めることで、血液中に溶け込む酸素量を増やし、細胞の修復を助けます。
  筋損傷の軽減や睡眠の質向上が期待され、連戦期や高強度トレーニング後のコンディション維持に役立ちます。

▼疲労を知って、正しく回復することがさらなる強さにつながる
 疲労は「弱さ」ではなく、身体を守るための大切なサインです。
 しっかりと理解し、適切に回復することで、次の練習や試合で最高のパフォーマンスを発揮できます。
 IPUでは超低温冷却や酸素カプセルを活用し、選手が安全に、そして強く成長できる環境づくりを進めています。


(記事担当:金谷和幸)